■胃瘻からの半固形化法のメリット
半固形化法は,粘性のある適切な量の栄養材が適切な時間で生理的に胃内に注入されるため,
①胃食道逆流による誤嚥性肺炎やスキントラブルの防止,
②下痢,ダンピング症状の防止,
③高血糖や消化管ホルモン分泌異常の予防,
④体位保持時間の短縮,
⑤リハビリテーションやADLの時間確保,
⑥褥瘡の予防,
⑦介護者負担の軽減や介護者の労働時間短縮,
⑧経済効果,
⑨在宅への移行が容易,などのメリットが挙げられる(図2).
図2●半固形化法のメリット
(文献8-4-2より引用)
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