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「乳酸菌の選ぶポイント」を解説。「免疫を高めたい」なら`生きている菌’より`死菌’に注目! 「乳酸菌の選ぶポイント」を解説。「免疫を高めたい」なら`生きている菌’より`死菌’に注目!

ヨーグルトやキムチなど、身近な食品に含まれている「乳酸菌」。毎日の食事にとり入れている方も多いのでは? 乳酸菌は「おなかの調子を整える」、「体にイイ」などのイメージはありますが、「乳酸菌」といってもその種類は数百種類。「実のところ、自分に合った乳酸菌どう選べばいいかわからない…!」とお悩みの方も多いはず。「なんとなく、生きた菌がイイんでしょ?」という方、実は求める働きによって「死菌(加熱殺菌菌体)」が良い場合も⁈
感染症対策や免疫学にも精通し、臨床現場で活用していらっしゃる昭和大学の千葉正博先生のQ&Aから「免疫と乳酸菌」に着目し、ピックアップしてご紹介します。

TOPICS

医療者に聞く!
免疫増強効果が高い乳酸菌は、
“生きている菌”と“死菌”のどっち?

死菌20% 生菌80% 死菌20% 生菌80%

“生きている菌”の回答が8割も、その理由は曖昧だった!?

医療者を対象とした調査で「乳酸菌の死菌と生きている菌、どちらが免疫増強の効果が高いか」を質問したところ、「生きている菌」との回答が80%に上り、その理由の半数以上が「なんとなく」「CMで見た」といった回答でした。医療者であってもテレビコマーシャルなどのイメージに影響され、「乳酸菌の選択基準」が実は曖昧であったという結果でした。

調査概要

2021年2月4日、3月25日に医療従事者対象に行われたニュートリションジャーナルWEBセミナー「臨床で役立つに免疫と栄養感染対策に乳酸菌・死菌」参加者2380名に対して乳酸菌に関する関心や知識についてアンケートを行った。
・回答人数 2380名
・アンケート実施時期:2021年2月、3月
・調査主体:ニュートリー株式会社、メディバンクス株式会社ニュートリションジャーナル編集部

Pickup! 千葉先生の
「乳酸菌を選ぶポイント」
選ぶポイント1

「腸内環境を整えたい」なら“生きている菌”
「免疫を高めたい」なら “死菌”

表

乳酸菌には大きく分けて2つ、「腸内環境を整える作用」と「小腸で免疫を高める作用」があります。目的によって、「生きている菌」か「死菌」かの「選択基準」が変わるということ。免疫力を高めたい場合は、「死菌」に注目してみては?

選ぶポイント2

“死菌”の中でも、注目されている
「E.フェカリス」

注目の理由は

免疫力を高める効果が期待されている乳酸菌に、「E.フェカリス」があり、医療現場でも利用されています。「E.フェカリス」が注目される理由は、①乳酸菌の「数」が多い②サイズの小さな「球菌」③免疫を刺激する「死菌(加熱殺菌菌体)」の3つです。気になるキーワードから、詳細を見てみましょう。

選ぶポイント3

医療現場でも利用が進む
乳酸菌「E.フェカリス」配合入りのドリンク

E・フェカリス入り乳酸菌飲料

「E.フェカリス」1mg当たりに含まれる菌の数は、通常10億個であるのに対し、加熱殺菌処理した「E.フェカリス」の場合では500億個になります。その数、50倍。ギュッと圧縮して、食品や飲料に配合することができるので、少量で効率よく補給できます。一度にたくさんの量を飲んだり、食べたりできない方が多い医療現場では、飲む人の負担が少なくなることから、1本125mLに、6,000億個もの乳酸菌「E.フェカリス」を配合したドリンクの利用が進んでいます。

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