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キーワードでわかる臨床栄養

第7章経口栄養療法

7-3:嚥下調整食

■嚥下調整食
 嚥下障害のリハビリテーションに段階的嚥下調整食が必要なことは欧米では1970年代から知られている.2002年には米国栄養士協会が,4段階のNational dysphagia dietを発表した.わが国では,1980年代から,「嚥下食」「介護食」の名での報告があり,1994年には厚生省(当時)が,特別用途食品の高齢者用食品の基準に「えん下困難者用食品」を加えている.その後,嚥下ピラミッドが金谷・藤島らにより提唱され,2013年に,日本摂食嚥下リハビリテーション学会が「嚥下調整食学会分類2013」を発表した(7-4: 嚥下調整食学会分類2013[Japanese Dysphagia Diet 2013 by the JSDR dysphagia diet committee](https://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch7-4/keyword1/)も参照).

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