第3章侵襲に対する生体反応
3-1:創傷治癒[wound healing]
■創傷治癒[wound healing]
傷を受けた組織が修復されることをいう.修復には炎症,細胞増殖,組織再構成などの過程がある.コラーゲンの生成が重要な役割を果たす.消化管吻合部の創傷治癒の評価法として,引っ張り強度(tensilestrength),耐圧強度(bursting strength)などの機械的指標や,組織中のハイドロオキシプロリン量を測定する化学的指標が使われてきた.
【各章目次】
- 第1章:栄養障害と栄養療法
- 第2章:栄養素とその代謝
- 第3章:侵襲に対する生体反応
- 第4章:栄養と免疫,および生体防御機構
- 第5章:栄養状態の評価
- 第6章:栄養療法の実践
- 第7章:経口栄養療法
- 第8章:経腸栄養法
- 第9章:静脈栄養法
- 第10章:各疾患の栄養管理
- 第11章:高齢者の栄養管理
- 第12章:在宅栄養管理
- 付録
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