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キーワードでわかる臨床栄養

第11章高齢者の栄養管理

11-4:女性ホルモンと骨粗鬆症

■女性ホルモンと骨粗鬆症
 女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があるが,エストロゲンには骨の形成を促し,骨の吸収(古い骨を壊す)を抑える働きがある.閉経後にはこの骨を守っていたエストロゲンが減少するため骨密度が低下し,骨質も劣化し,骨がもろくなる.また女性はもともと男性よりも最大骨量が低いため,より骨粗鬆症になりやすい要因となる.

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