第11章高齢者の栄養管理
11-4:女性ホルモンと骨粗鬆症
■女性ホルモンと骨粗鬆症
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があるが,エストロゲンには骨の形成を促し,骨の吸収(古い骨を壊す)を抑える働きがある.閉経後にはこの骨を守っていたエストロゲンが減少するため骨密度が低下し,骨質も劣化し,骨がもろくなる.また女性はもともと男性よりも最大骨量が低いため,より骨粗鬆症になりやすい要因となる.
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【各章目次】
- 第1章:栄養障害と栄養療法
- 第2章:栄養素とその代謝
- 第3章:侵襲に対する生体反応
- 第4章:栄養と免疫,および生体防御機構
- 第5章:栄養状態の評価
- 第6章:栄養療法の実践
- 第7章:経口栄養療法
- 第8章:経腸栄養法
- 第9章:静脈栄養法
- 第10章:各疾患の栄養管理
- 第11章:高齢者の栄養管理
- 第12章:在宅栄養管理
- 付録
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