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キーワードでわかる臨床栄養

第10章各疾患の栄養管理

10-10:GFO療法[GFO therapy]

GFO療法[GFO therapy]
 腸管免疫能を賦活化する目的でグルタミン(3~9 g),ファイバー(15 g),オリゴ糖(1.5 g)の投与がなされる(GFO).投与基準としては,①1週間以上の絶食,②高度外傷,③急性膵炎,④敗血症,⑤熱傷(体表面積の15%以上),⑥MRSA感染症・腸炎,⑦偽膜性腸炎などがあげられている.
現在,GFO®が発売されている。以前は乳糖が少量含まれており乳糖不耐症には使用できなかったが、2021年以降の製品ではフラクトオリゴ糖に変更されている。

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