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流動食の韓国最大手DAESANG Wellife 株式会社とパートナーシップを締結しました

2023年08月22日

  • お知らせ
栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長 武政栄治、以下、ニュートリー)は、韓国の液状流動食市場で高いシェアを持つDAESANG Wellife 株式会社(本社:ソウル特別市、代表者 ソ・フンギョ、以下、大象ウェルライフ社)と、韓国流動食市場における新たなビジネス機会創出を目的に、2023年8月21日、戦略的協業に関する覚書(Memorandum of Understanding 以下、MOU)を締結しました。このMOUの締結により、両社は主に胃ろうからの半固形状流動食について製品の輸出、韓国での製造などを協議予定です。今後、韓国で初めてとなる半固形状流動食の普及など新事業を推進します。


【背景】
日本の医療現場では液状流動食が浸透していますが、患者の合併症や心身への負担が課題になるケースが発生しており、胃食道逆流や下痢減少に貢献する、胃ろうからの半固形状流動食が注目されています。ニュートリーは、半固形状流動食の国内シェア4割※1を占め、簡便に投与できる医療機器の販売も併せて行っています。さらに、栄養関連学会などを通じて、流動食の「半固形化」を啓発する取り組みを推進しています。韓国では年間3,400万袋の液状流動食が使用され、その約25%に下痢症状が発生しています※2 。患者の負担軽減が期待される半固形状流動食の需要は460 万袋※3と予測されます。大象ウェルライフ社は「NUCARE〈ニュケア〉」をはじめとする液状流動食の製造技術、病院への営業力、ブランド力に強みを持つ企業です。両社が協力することで幅広い医療ニーズに応え、新たな価値を創造するべく、MOU の締結に至りました。
※1 矢野経済研究所 ※2 韓国統計庁資料 ※3 当社調べ


【韓国におけるニュートリーの取り組み】
2018年11月、韓国ソウル特別市に韓国支店を開設し、2019年以降、韓国の嚥下関連学会を通じて、嚥下障害の診断と治療及びケア方法の確立、医療標準化のためのガイドラインの策定に貢献し、嚥下障害の誤嚥防止を目的とした嚥下補助食品の認知獲得及び製品普及を進めてきました。2022年9月末、韓国内の病院向けに、DAESANG life science 株式会社(現・大象ウェルライフ社)を通じて、粘度調整食品「REF-P1〈レフ・ピーワン〉」の販売を開始しています。


【大象ウェルライフ社について】
1956年に設立した大象ウェルライフ社は、韓国最大の総合食品会社であるDAESANG 株式会社の系列会社です。健康機能食品と健康関連サービスなど高付加価値のトータル健康事業を通じて成長しており、液状流動食「NUCARE〈ニュケア〉」などで韓国の液状流動食市場において高いシェアを持っています。

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