2022年01月24日
栄養療法食品を開発・製造・販売するニュートリー株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役 社長 川口晋、以下、ニュートリー)は、中国全土の病院向けに、鈴謙(深圳)医薬有限公司(本社:中華人民共和国深圳市、董事長 毛明川〈もうみょうせん〉、以下、鈴謙深圳〈すずけんしんせん〉)を通して、2021年12月から、粘度調整食品「要順〈ようじゅん〉」の販売を開始しました。今後は、中国における粘度調整食品の利用を促進するために、現地販売代理店とともに販売を強化します。
粘度調整食品は、嚥下障害の患者さんが流動食を摂取する際の課題解決に貢献する食品です。「要順」は、市販の液状流動食と合わせて使用することで粘度が増し、液状流動食の摂取時に生じる合併症や心身への負担を軽減させます。「要順」は中国語で、「必要とされ、順調に回復へ向かうこと」を意味しています。
ニュートリーは、中国での「要順」の提供を通じ、嚥下障害の患者さんの栄養摂取に貢献するとともに、2022年夏、中国国内での生産拠点の新設を見据え、需要が高まる中国市場へ貢献してまいります。
製品概要
製品名称:要順〈ようじゅん〉
内容量:90g×18袋/ケース
販売方法:販売代理店経由及び、通信販売
製品特長
▶ペクチンを主成分とし、カルシウムイオンと反応することで液状流動食をゲル化させる
▶多くの市販液状流動食への使用が可能
▶食物繊維、水分補給にも役立つ
使用方法
要順1袋(90g)を使用後、カルシウム配合量の多い
液状流動食(最大400mL)を使用すると、
流動食が"とろり"とした粘度に調整されます。
【販売開始の背景】
嚥下障害は、加齢や脳血管疾患などが原因で発症し、飲み込みが難しくなる(嚥下機能低下の)状態で、患者さんの多くは、経管を通して液状流動食により生命維持に必要な栄養を補給しています。2020年、65歳以上が1億9千万人を突破し、今後、嚥下障害を発症する人の増加が見込まれる中国では、経管による液状流動食の摂取が必要な人が増えると予想されます。
ニュートリーでは、2019年4月から粘度調整食品「REF-P1〈レフ・ピーワン〉」を国内及び中国の医療機関・介護施設に対して販売し、年間約364万袋※を出荷する実績を残しております。この度、中国で発売する粘度調整食品「要順」は、国内及び中国で発売済みの「REF-P1 蕊福平<レフピー>」と同製品となります。この度の「要順」の投入により、中国の潜在市場の更なる拡大と患者さんのQOL向上に貢献するに至りました。
今後は、更なる粘度調整食品の販売強化とオンラインでの販路活用を通して、流動食を摂取する嚥下障害の患者さんをサポートしてまいります。
※2019年4月~2021年3月の年間平均出荷数
【鈴謙(深圳)医薬有限公司〈すずけん(しんせん)いやくゆうげんこうし〉について】
EPS益新集団(本社:中華人民共和国蘇州市)と株式会社スズケン(本社:愛知県名古屋市)の合弁会社で、中国における医薬品、医療食品などの販売・プロモーション業務を行っています。鈴謙深圳とは2017年10月から、ニュートリーの主力製品である嚥下補助食品「softia(ソフティア)」シリーズの販売を手掛けており、「要順」は同社との第二弾の取り組みになります。
【EPS益新集団〈イーピーエスえきしんしゅうだん〉について】
EPS益新集団は、EPSホールディングス株式会社(本社:東京都)と株式会社スズケンの合弁会社で中国における健康産業の発展に注力している企業群の総称です。『日中をつなぐヘルスケア産業の専門商社』を目指し、医薬品事業、医療機器事業、CRO事業、投資事業などを展開しています。中国市場に立脚し、研究開発から、製造、販売およびアフターサービスを含むバリューチェーンを構築するとともに、日本から優れた製品を積極的に導入し、中国本土でのその後の開発、臨床試験および上市後の販売・プロモーションを支援しています。これによって自らの製品ラインを拡充し、製品・サービスと共にビジネスモデルのイノベーションを追い求め、健康産業の発展に貢献しています。
【中国における嚥下に関するニュートリーの取り組み】
中国において、2017年以降、嚥下関連学会を通じて、嚥下障害の診断と治療及びケア方法の確立、医療標準化のためのガイドラインの策定に貢献してきました。市場の創出と拡大の仕組みを構築し、事業を展開する中、日本の医療現場で、嚥下障害の誤嚥防止を目的に使用されている嚥下補助食品「softia(ソフティア)」シリーズの認知獲得および製品提案を進めています。
粘度調整食品は、嚥下障害の患者さんが流動食を摂取する際の課題解決に貢献する食品です。「要順」は、市販の液状流動食と合わせて使用することで粘度が増し、液状流動食の摂取時に生じる合併症や心身への負担を軽減させます。「要順」は中国語で、「必要とされ、順調に回復へ向かうこと」を意味しています。
ニュートリーは、中国での「要順」の提供を通じ、嚥下障害の患者さんの栄養摂取に貢献するとともに、2022年夏、中国国内での生産拠点の新設を見据え、需要が高まる中国市場へ貢献してまいります。
製品概要
製品名称:要順〈ようじゅん〉
内容量:90g×18袋/ケース
販売方法:販売代理店経由及び、通信販売
製品特長
▶ペクチンを主成分とし、カルシウムイオンと反応することで液状流動食をゲル化させる
▶多くの市販液状流動食への使用が可能
▶食物繊維、水分補給にも役立つ
使用方法
要順1袋(90g)を使用後、カルシウム配合量の多い
液状流動食(最大400mL)を使用すると、
流動食が"とろり"とした粘度に調整されます。
【販売開始の背景】
嚥下障害は、加齢や脳血管疾患などが原因で発症し、飲み込みが難しくなる(嚥下機能低下の)状態で、患者さんの多くは、経管を通して液状流動食により生命維持に必要な栄養を補給しています。2020年、65歳以上が1億9千万人を突破し、今後、嚥下障害を発症する人の増加が見込まれる中国では、経管による液状流動食の摂取が必要な人が増えると予想されます。
ニュートリーでは、2019年4月から粘度調整食品「REF-P1〈レフ・ピーワン〉」を国内及び中国の医療機関・介護施設に対して販売し、年間約364万袋※を出荷する実績を残しております。この度、中国で発売する粘度調整食品「要順」は、国内及び中国で発売済みの「REF-P1 蕊福平<レフピー>」と同製品となります。この度の「要順」の投入により、中国の潜在市場の更なる拡大と患者さんのQOL向上に貢献するに至りました。
今後は、更なる粘度調整食品の販売強化とオンラインでの販路活用を通して、流動食を摂取する嚥下障害の患者さんをサポートしてまいります。
※2019年4月~2021年3月の年間平均出荷数
【鈴謙(深圳)医薬有限公司〈すずけん(しんせん)いやくゆうげんこうし〉について】
EPS益新集団(本社:中華人民共和国蘇州市)と株式会社スズケン(本社:愛知県名古屋市)の合弁会社で、中国における医薬品、医療食品などの販売・プロモーション業務を行っています。鈴謙深圳とは2017年10月から、ニュートリーの主力製品である嚥下補助食品「softia(ソフティア)」シリーズの販売を手掛けており、「要順」は同社との第二弾の取り組みになります。
【EPS益新集団〈イーピーエスえきしんしゅうだん〉について】
EPS益新集団は、EPSホールディングス株式会社(本社:東京都)と株式会社スズケンの合弁会社で中国における健康産業の発展に注力している企業群の総称です。『日中をつなぐヘルスケア産業の専門商社』を目指し、医薬品事業、医療機器事業、CRO事業、投資事業などを展開しています。中国市場に立脚し、研究開発から、製造、販売およびアフターサービスを含むバリューチェーンを構築するとともに、日本から優れた製品を積極的に導入し、中国本土でのその後の開発、臨床試験および上市後の販売・プロモーションを支援しています。これによって自らの製品ラインを拡充し、製品・サービスと共にビジネスモデルのイノベーションを追い求め、健康産業の発展に貢献しています。
【中国における嚥下に関するニュートリーの取り組み】
中国において、2017年以降、嚥下関連学会を通じて、嚥下障害の診断と治療及びケア方法の確立、医療標準化のためのガイドラインの策定に貢献してきました。市場の創出と拡大の仕組みを構築し、事業を展開する中、日本の医療現場で、嚥下障害の誤嚥防止を目的に使用されている嚥下補助食品「softia(ソフティア)」シリーズの認知獲得および製品提案を進めています。