洞爺温泉病院様 取材レポート
今日は、レシピ賞受賞 洞爺温泉病院 栄養課 主任 上杉さんにお伺いしました!
市販品と手作りをうまく組み合わせ、嚥下食をスピーディーに、かつ多くの方に ご提供されている現場です。
Q.ソフティア②を知ったきっかけは何ですか?
A. ニュートリーの営業からの紹介です
Q.ゼリー食を導入して、どれくらいになりますか?
A. 2009年9月頃から導入しています。
導入して1年が経過しようとしています。
ゼリー食導入を決めて、他職種で打合せ・試食会を開催し、
2・3週間で提供できる形にしました。
Q.提供できる形にするまでとてもスピーディーですが、ポイントは?
A. 一番は「やる気」です!
新しいことを導入すると、作業が変わるので面倒、
労力がかかるなどイメージをしてしまいますが、
なぜ必要なのか?周知と理解、「やる気」がポイントだと思います。
Q.ゼリー食は現在何名の方がお召上がりですか?
A. 30名様いらっしゃいます。
Q.提供されている食形態を教えて下さい!
A. 現在は、普通食・やわらか食・ゼリー食の3食形態で提供しています。
<普通食> 鶏の竜田揚げ・オクラの梅肉和え
<やわらか食> やわらかミートローフ・大根の梅肉和え
<ゼリー食> 鶏肉のゼリー・人参・黒こんにゃく・大根の梅肉和え
以前は、刻み食もありました。
刻み食でも1口大や極刻み・・・など切り方と、あんの有無で約10種類ほど細分化されていて、
とても複雑でした。
ゼリー食導入時に、病棟・リハビリスタッフと打合せを繰り返し、今まで刻み食を提供されていた方の機能の見直し・再評価を行い、3つの形態より、患者様に合った食事を提供しています。
Q.ゼリー食の献立は、どのようにたてていますか?
A. 常食の展開食です。
毎食、味・見た目・飲み込みをポイントに、手作りと市販品をうまく組み合わせています。
作業工程は、常食とは、完全に別です。
Q.ゼリー食の患者様・スタッフの方の反応は、いかがでしたか?
A. 美味しそう!見た目もきれい!
食事がとても良くなった!美味しそう!見た目もきれい!と、ご家族や病棟から声を頂きます。
また、ST(言語聴覚士)さんとの協力体制により、より安全に、誤嚥のリスク軽減、肺炎の低下が見られました。
Q.今後の目標は?
A.「嚥下食の地域連携」ができたら、と思案しています。
退院後、肺炎で病院に再入院される方がいらっしゃいます。
転院先や施設での食形態が病院で提供しているものと合わない問題があります。
その際、病院での嚥下食を中心に地域で統一ができたら、
食事のオーダーもスムーズに、肺炎での再入院のリスクが減るのではと思っています。
:取材後記:
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洞爺温泉病院 上杉さんには、以前より、行事食やそばゼリーの写真・作り方を
教えて頂いております。
とてもスピーディーな導入と、市販品をうまく組み込んだ献立が光る素敵な栄養課様でした。
いつもありがとうございます。
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★ケアホーム白井さま 取材レポート&レシピ★
Q.ソフティア②GEL・嚥下食を導入頂いてどれくらいですか?
A.3年以上経ちました!Q.勉強会で印象に残っていることは?
A.飲み込む力の弱い方のお食事は食形態が大切!Q.導入のポイントは?
A.はじめは、無理せず1品から。Q.献立はどのように考えていますか?
A.ゼリー食も常食の方と同じメニューです!Q.ゼリー食は担当の方が作られるのですか?
A.ローテーションで当番を決めています!Q.作業のポイントは?
A.ポイントは3つ! <POINT3> ラップをかける時は、ゼリーとラップが完全に密着するように
ラップとゼリーの間に空気の層ができると、ゼリーが冷めるのに時間がかかります。
Q.現在は、何名の方がお召し上がりになっていますか?
A.15名の方ゼリー食をお召し上がりです。 ケアホーム白井様、お忙しい中取材を受けて頂き、ありがとうございました!
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