医療・介護現場で使われる食品だからこそ
どのような時も確実にお届けする。

前職は理化学機器を扱う会社で勤務していました。お客様と直接のやり取りがある営業をしながら納品も担当し、営業先としてニュートリーとも付き合いがありました。転職を考えていた時に、医療・介護用食品はこれから伸びる分野だろうと思って入社しました。

物流業務は全国からご注文いただいた製品を、迅速かつ正確に出荷することです。具体的には、受注内容のデータ入力、倉庫への製品の在庫補充や在庫管理、配送便の出荷管理など。入社してすぐは取り扱う数多くの製品と、商流（物の流れ）を把握することが大変でしたが、一から学びました。ニュートリーで扱っている医療・介護用食品は、患者さんの命に関わることもある製品です。遅延や誤配といった物流トラブルでお客様に迷惑をかけられないですし、それによって、お客様と営業担当者の信頼関係にも影響を及ぼしかねません。お客様が欲しい物を欲しい時までにお届けすることの責任は、強く意識しています。

大きなチャレンジは、医療・介護に特化した専用物流センターへの拠点移管。
高まるニーズに応え、より安定的かつ正確にお届けしたい。

印象に残っているのは、西日本エリア全体の物流拠点を医療・介護用食品の搬送に特化したニュートリー専用センター（倉庫）に移管したことです。 製品をスムーズに出荷するには、じつに細かな業務を積み重ねる必要があります。特に弊社の製品は種類もたくさんあり、慎重に取り扱わなければならないものも多いため、移管先に業務の詳細を理解していただくことが大変でした。「こうして欲しい」ということが伝わるように、相手がイメージしやすい説明を探り続けました。
移管先の担当者とやり取りを重ねる中で「機械が止まったらどうするのか？」と懸念事項をお伝えしたことがあります。その方は、もし機械が止まってしまったら迅速に修理にあたり「夜中になっても機械を動かします」とおっしゃってくださいました。期日までにお客様へ製品をお届けすることの責任を共有でき、安心してお任せすることができると感じました。

また、梱包する箱の検討も行いました。破損に繋がらないものであることはもちろん、いろいろな形態やサイズの製品を想定しながら、作業者の手間が最低限になることも意識し、さらに個人のお客様に対しては、デザイン性のある専用箱で付加価値をつけています。 製品を直接受け取っていただくからこそ、届いた時の第一印象も大切にしています。

2024年の11月に専用センターが完成。新しい倉庫には多くの最新機器が導入されていて、 人の手を介さないことにより破損などのリスクが減り、出荷能力が大幅に増えた上にランニングコストを削減できました。この移管では検討内容が多岐にわたり、私一人の力では何もできませんでした。幸いなことに部署内や取引先の方々の大きな協力を得て達成できて、非常に大きな経験をさせてもらえました。今後、医療・介護現場のニーズが高まるにつれて、出荷量が増えても対応できる体制が整ったと思います。

本社に工場があることで他部署との連携もスムーズで
いろいろな人との交流がある。

物流部は、業務の特性からあらゆる部署と繋がりがあるのが特長です。本社（三重県四日市市）に工場があり、製造部門とは同じフロア、すぐ上に総務・人事や経理部門があって、研究開発、品質保証部門との距離も近いので、各部門を横断するテーマがあると話が進めやすい環境にあります。 毎月、各部署が集まって「食品安全チーム」のミーティングなども開催しています。さらに、東京支店のPRや営業の部門ともよくやり取りをします。いろんな部署との交流があるので、その人たちとも仲良くできるのが物流部のいい所です。自分と同じような年代の人も多く、仕事が終わってから他部署の方たちと飲みに行くこともありますよ。

届いて「当たり前」のために、工夫や努力を重ねる。
自分のやりたいことを形にできるのが魅力です。

物流は、お客様からすれば届いて「当たり前」。でも、それを成し遂げるために、さまざまな工夫や努力を積み重ねていかなくてはいけません。物流部ならではの工夫のしがいはたくさんあります。普段の業務で「やりたい！」と思うことを上司が大切にしてくれているので、自分が考えた仕組みが具現化されると、すごく自信が付きます。自主性を重んじてもらえるだけに、責任感も湧いてくる。

目標達成のために部門の枠組みを超えてみんなで協力しながら実現していくのはニュートリーならではですし、ものすごく活気があるのも特長です。私たちの仲間に入る方と一緒に働けることを楽しみにしています。